第139回直木賞にノミネートされ、昨年の本屋大賞第2位に
選ばれた時代小説「のぼうの城」が、映画化されることに
なりました。
インパクトのある装丁で、書店で長らく平積みにされていた
時代小説「のぼうの城」の映画化は、なんと監督が2人も
いることで話題を呼んでいます。
今回、メガホンをとることになった2人の監督は、犬童一心監督
と樋口真嗣監督の2人です。小規模な映像作品では
共同監督体制はたまにありますが、大作では近年、ほとんど
例がありません。1976年に上映された「妻と女の間」
(三田佳子主演)で、豊田四郎監督と市川崑監督が共同で
メガホンをとって以来となるそうです。
細かい感情の描写や人間ドラマの展開に定評がある犬童監督と
特撮やアクションが得意な樋口監督が、それぞれ得意なシーンを
分担して撮影する、ということになる予定だそうです。
日本の映画では異例の監督2人体勢となった「のぼうの城」は、
豪華キャストが起用されることでも注目されています。
主人公の成田長親に、狂言師の野村萬斎が早々と決定している
ほか、佐藤浩市、山口智充、成宮寛貴など、演技派として認知
されている俳優が数多く出演するようです。
原作者の和田竜氏は「のぼうの城」が作家としてのデビュー作、
直木賞も本屋大賞も逃してしまいましたが、デビュー作として、
また時代小説として40万部も販売されたのは何よりの大成功
と言えるでしょう。さらに、今回15億円の製作費をかけての
映画化となれば、順風満帆の作家デビューといって間違い
ないでしょう。
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